柊のはっぱは尖ってる

好きなものの、好きなところを、好きなだけ

#20 ファンモンに押された背中がある

実は、今日までテーマだけは決めて、順番は書くときに勢いで決めてました。

語呂合わせで先にここ!ってところもあったんですが(未来のものだと #24 にくるものとか)同じようなテーマが続かないようにはしていますが、ほんとに勘です。

ですが流石にこのペースが崩れた今!先に順番を決めました!すごい!

このテーマならペース取り戻せるはずです!頑張れ自分!!

 

 

今回はファンモン。ファンキーモンキーベイビーズです。あえてのカタカナ表記は、現状のグループ名とデビュー当時の表記が違う…のはご存知ですよね。

DJケミカルさんも含めて3人だった時代は「FUNKY MONKEY BABYS」。

2021年に再結成してからは「FUNKY MONKEY BΛBY’S」。
うまれてはじめて自分で買いに行ったアルバムもそうですし、初めて自分の意思で行った音楽ライブもファンモンでした。

 

ファンキー加藤さん、モン吉さん、DJケミカルさんの3人組として注目を浴びていましたが、好きになったきっかけは「Lovin' Life」という曲。たぶんミュージックステーションに出ている姿を見て、だと思います。

 


著名な人をジャケット写真・MVで採用して自分たちは映らない。アルバムではDJケミカルのソロショット。もうこのジャケット写真の雰囲気はテンプレートというか、正面肩上くらいでなんともいえない顔をしている写真が撮れると「ファンモンみたい!」って遊び、しますよね…?

 

このくらいのJ-POPって、こどもだったのでそんなに流行りの最先端を終えていたとはとても思えないんですけど、ラップ調の曲多かったですよね。SEAMOさんとか、mihimaru GTさんとかもですけど。日本語で韻を踏んでいるあの感じがすごく心地よくて、聞いてて気持ちよかったなあ。

ファンモンさんもそうです。

「Lovin' Life」の2番とか大好きで。

まず同じ時代にこの世界で 君に出会えたことに感謝

すると今までの不安が消えてなくなっていくone love

ぎくしゃくしたり じゃれあったり 一晩中話したり

知れば知るほど輝く宝物に思えてくる君だからこそ

1人じゃダメになりそうでも またその笑顔に救われる

1人じゃダメになりそうでも 大きな愛にくるまれる

心の中の悲しみさえ 全て忘れられる

僕は君がいれば今よりもっと ずっと強くなれる

 

たからもの と だからこそ とか。救われる と くるまれる とか。

こうやって抜き出して考えるとだじゃれみたいになる気もして、スマートじゃないなあとは思うんですが、日本語を韻を踏ませて心地よく聴かせるっていう技術時代は古文の時代からありますし、日本人はそりゃ好きだよなあと思ったり。

 

2009年に発売された ファンキーモンキーベイビーズ3 が初めて自分でCDショップに買いに行きましたね。

アルバム単体の好き度でいうと2も好きなんですけど(もう君がいない→LAST HUGの流れとかね)3の曲の幅がいいですよねえ。メロディーラインのきらきらしたイントロからはじまって、希望の唄、桜…旅立ち、告白、ナツミ、風、雪が降る街…主役級が揃ってます。

一番好きな曲が「ガムシャラBOY」なんですが、この曲は熱くて泥臭くてたまらないですね。

 


作り笑い と 続きはない の韻の踏み方がほんとに好き。

めちゃめちゃ熱いですよね…ライブで聴けた時に嬉しかったのを覚えてます。

中学校の時、お昼の時間に放送委員がCDを流す…みたいなのあったと思うんですが、クラスの放送委員だった一言も喋ったことない運動部の男子に「めっちゃよかった」ってCD返す時に言われて嬉しかったのを覚えています。

文化部男子より運動部男子の方が実感を持って刺さりそうなフレーズ多いですもんね。

 

そんな中学時代、ファンモン初めての武道館ライブに行きました。

人生で初めて、ひとりで向かったライブでした。親と一緒に行くライブは経験ありましたが、ひとりで東京に行ったのはあの日が初めてだったと思います。仕事終わりのお父さんと合流してライブそのものは見たんですが、ひとりで行く東京、ドキドキしたなあ…。

乗り換えの目印とか道順を印刷して持って行ったのも覚えてます。

いまでも武道館に向かう乗り換えしていると、あの時のことを思い出しますね。目印にしてたものがなくなったなあ、とか。

次の日腕が痛くなったのも。あの手を振る動きをね、よくわからず全力で振ってたんですよ。もっと軽くでもいいのに。耳から目から入ってくる情報が、とにかく楽しくて仕方なくて、その楽しさの発散の仕方がわからなくて、めちゃくちゃに腕を振ってバキバキになって帰る…

 

今もライブの最中には「生きてるな〜!いまめっちゃ生きてる!」って実感するんですけど、その原体験はファンモンだったなあと。

 

バラードが増えてる頃はあんまり好きじゃなかったんですけど、復活最初の曲「エール」はまた好きでしたねえ…

ちゃんとファンモンの応援ソングなんだなと、この時代にも応援ソングは必要なんだなって思いました。この温度感で背中を押す歌が歌えるのはファンモンだけだなって。

あの頃にはまだいなかった千鳥の大悟さんってのもいいチョイスですよねえ、MVの波岡一喜さんもめちゃめちゃいい味で最高です。

 

とまあこんな感じで!かなり原点を思い出せたファンモンでした!

どっかで1日2回更新しないと追いつかなくなってしまったのでがんばります〜〜!間に合うのか本当に?!!?

 

では!

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