柊のはっぱは尖ってる

好きなものの、好きなところを、好きなだけ

貴族降臨みてきたよ、重いよ、長いよ

こんばんは。

貴族降臨、初日で2回ほど見てきました。帰りながら書いてます。

オタクが重い文章を書いてます。

前半は見るまでの気持ち、後半は見てからの気持ちです。あれなら前半飛ばしてください。

 

 

 

 


前回のブログでもちょこっと触れたPRINCE OF LEGENDの続編、伝説の王子と伝説の貴族が戦う映画です。

前作劇場版のラストで謎に新キャラに紛れていたのが、僕の推している王子、チームネクストのダンス王子・レッド天堂光輝くんでした。

 


前作ドラマ版6話でチームの他二人、ダンス王子・ゴールド日浦海司とダンス王子・ブラック小田島陸を含めてどストライクで、ちょーすきで、劇場版も出番少ないながらに最高に可愛くてかっこよくて、光輝くんがきっかけでTHE RAMPAGEのライブに行ったりしました。

ブログ書いてなかったけどあのあとTHE RAMPAGEの推しは武知海青くんになったりしましたが、そんなことはどうでもいいんです。キャラの推しと中の人の推しが違うなんてよくある、そういうことです。

 


けれどたぶん、ドラマと映画だけで、間に何も供給がなければ、冷めてたかもしれない。

でもそうはならなかったのは、ゲームがあったから。

 


PRINCE OF LEGEND LOVE ROYALE というアプリゲームがあります。

いわゆる乙女ゲー。略してプリロワ。

みんなと恋愛したり、王子同士の関係性を味わえるようなシナリオを読むタイプの、選択肢のない乙女ゲーです。

 


このゲームなんですけど、シナリオがめちゃくちゃ良いんです。

 


男なんであんまり乙女ゲーの経験は少ないです。うたプリとボイメン恋くらいしかない。

でも、乙女ゲームってことは置いておいてもノベルゲームとしてシナリオがめちゃめちゃ良い。

その中で、僕の推してる王子も、属するチームネクストも、何度も泣かされるくらい、良いんです。

 


もちろん他の王子もです。個人のそれぞれのルートも、カードのシナリオも、イベントシナリオも。全部全部、めっちゃ良い。良さを伝えたいけどネタバレはしたくないのですごく難しいんですが、前作では描ききれなかった一人一人の個性も、王子同士の関係性も、ヒロインの在り方も、僕はすごく好きです。

 


僕が恋愛する話(乙女ゲーもギャルゲーも、小説とか映画とか全部)で読んでてうーんってなってしまうのは「主人公→相手はわかるけど、相手→主人公が好きになる理由に共感できない」タイプのシナリオです。

そこが、すごく丁寧に描かれてるんですよ、プリロワ。

映画ドラマとは別の世界線なので、ヒロインの成瀬果音は出てきません。別の女の子。ルートによってキャラクターが微妙に違ったりするのでこんな子と伝えるのは難しかったりするのですが、この子がすごく良い子。好きになるのわかるよ!と王子目線でも楽しめますし、心に飼ってる夢女子も楽しい、2度美味しい。男でよかった。

 


話が逸れましたね。

 

 

 

 


とにかく最高に自分好みの別媒体でコンテンツを浴び続けて、待ちに待った続編。

先にドラマがありました。貴族誕生です。

見るのが辛かった。何かを抱えてるけど打ち明けないで、陸と海司から離れていく光輝。匂わせるだけ匂わせて何にもわからなかった。不安だった。

 


そして公開された映画の予告。

けれど推しは、光輝くんは敵?寝返った?同じネクストの陸と海司は泣いてるよ?なんで??

続編はすっごく見たかった。でもネクスト3人ニコニコ楽しそうにしている姿をもっと見たいと思ってた。

そしてゲームの中にはそれが詰まってた。ますますやり込んだ。課金したら最高なシナリオが待ってるからどんどんです。全然後悔とかしてるわけじゃなくてプリロワはやばいという話。

 


見るのが怖かったです。

怖すぎて先行上映イベントに行かなかったです。

行こうと思えば行けたのに、行かなかった。

ファンとして失格かもしれないですね。でもキャストも来てるイベントで可愛い女の子のファンの中でガチこじらせ男オタクが大号泣したり、仮に解釈違いで激怒してたりしたら手に負えないじゃないですか。いろいろ考えていきませんでした。

わりと好意的な感想が多かったので安心しながら、今日を迎えました。不安で仕方なかったけど!

 


あまりにも怖いのでさんざん家で一緒に見てた家族も一人連れていきました。

予習に前作映画版を見せてから。

 

 

 

 

 

 

やっとネタバレ込みの感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや!!!!雑だから!!!!何もかも!!!!!

なんで陸と海司は何もしないんだ!!!!!!

 


瞬間瞬間はすごい良いところもありました、ええ。もちろんです。

ネクストがらみなら、例えば陸と海司がダンス稽古してていない光輝くんがオーバーラップするシーンとかめちゃめちゃよかったし泣きまくりましたよ。竜が一緒にダンスしてマジ下手くそみたいなところも川村壱馬あんなにバキバキに踊れるのにやっぱり上手な人がやる下手くそっていいなとか、3Bに乗り込みに行くところの水着美女に誘惑されてる陸可愛すぎとか、出番増えてるネクスト嬉しいとか!!

 


でも、光輝に対して直接何かをぶつけるのはいつも竜。

詰め寄るのも、皮肉を言うのも竜。二人は泣きそうになりながら名前を呼ぶだけ。

 


仲間でしょ?なんで「取り返したい」って言うだけで何もしないんだよ。

乗り込むくらいしたっていいんだよ。掴みかかっていいんだよ。

竜がやさぐれてたって、とりあえず助けに行ったっていいじゃん。

 


ややこしいので、時系列で(覚えてるあれですが)言いたいこと、いいところも含めて書きたい。

 


シンタロウさんの旅立つシーンは普通に泣いてたよ。シンタロウさん好きだよ、カッコいいよ。ドリーになってからマジでどうした。なんだそのねっとりした喋り方。

あ、ゴロウくんとヤスくんが貴族モードと切り替えてるところめっちゃ好きだった。

ところでヤスくんの結婚どうなりました!?ねえ!

奥さん的に突然土木会社で大変だけど頑張ってた彼氏が突然ホストになって杖振り回すようになって…奥さんどんな気持ちですか!?お子さんお腹の中にいるんじゃなかったっけ?!貴族誕生は見るの辛すぎて2回ずつくらいしか見てないからうろ覚えです。突然パパが夜にはホストは衝撃がでかいよ…でも昼間もホストしてたから全日で働いてないんだろうな…稼ぎは良くなったんだろうけども…

 


ノアさんのところ行きましたけど、あんたをぶちのめせば全部終わるじゃん…

信虎ボコられの件が今回の聖ブリリアントに攻め入った件と関連つけてうまいこと言いくるめたのかなって予告の時点では思ってたけど全然スルーなんですね。世界をドリーにしちゃうことに大忙しなんですね。シンタロウさん流されやすいね!

 


何かにつけて、貴族誕生の要素が邪魔なんですよね…

土木設定要りました?なんか…もうちょっと違うのなかったです?

信虎も歩夢もシニアもいいキャラクターだし、シンタロウさん含む全日土木の人たちも好きですよ。なんだかんだプリレジェの時空にいるトンチキな人たち感があって。

でも、映画の後から撮ってるのに、チグハグすぎません!?

映画が後ならまあ納得も行きますよ、後から間を埋めたのになんでそんな微妙な感じになっちゃうの、ドリー様演じた白濱亜嵐くんがびっくりしてたのもびっくりですよ。

一つ一つはいいのに、なんか流れて見るとはて?みたいなところが多すぎです。

 


ロケ地が全然違うのに、校舎増築って便利だなって思いましたね。ていうか王子とあのモブたちがいるとそこが聖ブリリアントになるの、サイコーです。

 


光輝くんがいないネクストの屋上はしんどかったなあ、竜まぜて踊ってるの、大会近かったりするのかな、光輝くんルートでは光輝くんがいなくても大会に出ようとしてた二人ですからね。うぅ…

 


ホストコールになると明らかにやる気のないルイくん可愛かったです。こんなことしたくねーだせー感出つつでもやんなきゃいけねーしなあ感。社畜の目でしたね。

ノンエレガントは好き。。ライブやイベントのレギュレーション守らない退場させられるオタクを追い出す時にやりたい。

 


先生と尊人があんなに喋るのって初ですよね?

あそこのやたらいいテンポでIQの低い会話の応酬めちゃめちゃ笑いました。フカヒレ食べたい。ていうか結城先生出てくるだけで面白いのずるい。

 


ドリノミクスとかDORとか何行ってんだテメェではあるんですけど、面白いからその辺は全然いいです。そのアルファベット芸は生徒会長と被ってるぞ!っていう。

 


なんかでも、ドリー様の悪徳業者を手中に収めたり、光輝くんの家の弁当屋さんを買い上げてくれたり、優しいシンタロウさんは伺えるし人として理解できるんですよ、でもそれと学園を乗っ取って貴族教育をしたいってなってるのがなんか全然ちがうじゃんって思えてしまって。

 


ニートラップ理事長も雑すぎてびっくりしました。

ホストに浮かれんなよ、王子限定じゃないのかよ。しかもマッスルて。そのタイプの王子に全然ときめいてなかったじゃん。あんたが悪い。

なのに最後の奏VSドリーのフェンシング対決前後に一切出てこないのは何故なんです?!あんたの学園でしょ?!応援するのが筋でしょ!

いつも通り理事長室で「奏くん…!」「頼みますよ…!」ってしてるのだけでもいいんですよ…人としてどうなの…

 


ていうかプリンスチャンネルめっちゃ見たい。

 


謎に階段の上にいて謎に生徒を運び運ばれるドリーチルドレンの皆さんめっちゃおもしろかったしルイくんのお姫様抱っこ手馴れてる感よかったですね…お姉さんじゃないから照れなかったんだろうな…

 


モブが貴族に惹かれていくあたりのトンチキ濃度が高すぎて意味不明だったけど面白かったです。「学校がベルサイユ宮殿だって〜」どういうことだよ。

奏様帰還のシーンは胸熱でしたね…あれは本当に良かった…

やっぱ奏様だよな!ってなってるモブになりたい。

 


ラファエル様とご対面の場面、しんどかったですね…

ネクストのオタクなんかよりたぶんチーム奏のオタクのがつらいですよね。辛いの固まりすぎる。

あそこの「うるさい!」ってキレる陸すきでした。

貴族組と王子組が対面して向き合ってバチるのに奏様とドリー様以外なにも対決しなかったのはもったいないですよね…団体戦で戦うのかとも思ってたので…

あの時に目を合わせないルイくんつらい。

2列に並んで〜って入ってくるジュリアンさん好きです。

 


いや誠一郎様、あなたガバガバすぎるでしょ…

百歩譲ってブレザー抱いて寝てもいいですけどロック画面を寝起きの奏様にするのはあり得ない。そんなガバガバな誠一郎様みたくない、爪先から全身隙なし、鉄壁の第一側近だったのに。

 


3Bの場面はネクストが可愛い。あと色で呼ばれてるのめっちゃ可愛い。

 


突然のTi Amo は心臓に悪いからやめて!!!!!!

あまりの突然さにびっくりした、かっこよかったよルイくん。ダンスできてバスケできて歌えて、最強だよ…

 


この辺りで順番が思い出せなくなって来てますけどもうヤケです。書きたいことだけ書くぞ。

 


光輝くんのお母さんが出るのは雑誌とかでも知ってたんですけど、紫吹淳さんだったんですね!なんか並んだ時の目元とかなんとなく似てる雰囲気で素晴らしかったです。同世代の竜の母である田丸麻紀さんと比べて若干年齢感上な気もしたけど。

 


あと、あの、光輝くんのお父さん?おじいちゃん?がものすごいハゲてたのが心配です。

遺伝子って強いよ光輝くん。

そんな派手髪で毛根は大丈夫かい。

 


果音さんの次に好きになるのが友人の母って、尊人のストライクゾーンやばすぎるでしょう。

でもちょっとわかる感じはするお母さんでしたよね。女性らしいんだけどちょっと強い感じで、憎めない放っておけない感じ。

イコール光輝くんはお母さんに似ている女性に惹かれたのかな…?とか思ったり。

 


フェンシングの練習シーン、めちゃめちゃ好きでした。

かっこよかったし、プリロワでのネタバレなんですけど、誠一郎ルートの最後って奏様とのフェンシング対決なんですよ。側近と主がヒロインをかけて戦うんです(ちなみにその戦いにも光輝くんは参戦してて最終バトルの前に誠一郎様に負けます。誰のルートでもかませ犬!愛しい!)。映画の展開を踏まえてなのかもしれないですけど、めちゃめちゃよかったです。

 


honesty のシーン、何がやばいって、選曲が片寄くんなのゲロやばくないですか?涙が止まらなかった。

解釈が合いすぎる、ありがとう、初見でしぬかとおもった。

 


大会のシーン。めちゃめちゃニチアサみたいでテンション上がりました。

赤と青逆な感じもしますけどね、かっこよかった。たまにドリー様の方がすごい細くなってる気がしたんですけどそれはきっと勘違いですね。

 


アクションシーンなんですけど、ここめちゃめちゃ言いたいことある。

あそこ、光輝くんの家にやって来たチンピラがなんなのか説明ゼロなんですよね、

たぶん借金取り立てでしょう。闇金的なところなんでしょう。A3!の最初の左京さんみたいなもんだと思うんですけど、なんなのか説明ゼロ。説明ゼロの人をいきなり殴りにかかる尊人さん。お母さんも終わってからしか出てこない。

なんか一言「まだ返せんのやったら立ち退いてもらいますわ!お前らやれ!」みたいなのあっても良くないですか?

ていうか事情説明する光輝くん自分の家が襲われてるのに尊人さんの誤解を解くこと優先するし(良い子だけれども)、陸も海司も「なんか知ってんのか」じゃないよ余裕ありすぎだよ…

 


ていうか1日で何百万も稼げる(稼いだとは言ってない)のならこまめに返済しなさいよ光輝くん!!!何してんの!約一ヶ月以上働いてるんでしょ!そこそこ貯まったでしょ!返済しましょうよ!具体的な借金の額が出てないからなんとも言えないけど!

そこも「どのくらい借りてるの?」「子供はそんなの気にしなくて良いの」「いいから」「……何千万」みたいな。

 


一瞬、聖ブリリアントを貶める罠第2弾かとおもいました。「暴力王子!」「商店街で乱闘!」とか。

めちゃめちゃカッコ良かったけど、何者かわからない人たちをタコ殴りにする制服着用の若者たち、どうなんだろう…

 


いやまぁ悪い人なのはわかるんですけどね、たぶん尊人と話してそんなことさせねえ!みたいになったと思うんですけど、光輝くんのお母さんに隠れててください!とか。

でもあっても良かったと思うんですよね。好きになった女の人を守る尊人見れるし。プリレジェスタッフはとりあえず撮っててもカットしてることが多いので(前作劇場版のメイキング見てたら、果音さんの元へ向かう奏様の背中押した後に側近ズのやりとりがあってびっくりしました、削るのそこ!?っていう。果音さんのヘアメイクしたのハルさんとか。だよねー!!知ってたけど見たかったなー!とか)カットしてるんだろうなぁとは思うんですけど。ディレクターズカット版ほしいなあ。

 


助けに行かない竜ちゃん、ってのはなんだかプリロワの京極兄弟イベントを思い出しました。意味合いは全然違うんだけど。

 


フェンシングの弱点のところ、右膝なら右膝なり右手首なら右手首っぽい伏線とかあってもいいですよね。初見ですごい急に感じてしまって。

たぶん子供の頃のフェンシングシーンで奏様が突かれてるのが右手首っぽいんですけど、一瞬なのであんまり自信がない。

 


別れのシーンは辛かった…

待ってるよ、の声がずーっと耳に残ってます。

 


光輝くんお帰り!のところはもうなんかめちゃめちゃ泣きました。嬉しかったなぁ。絶対帰ってくるのはわかってたんですけど、3人のハグはほんと嬉しくて、そこで全部許した感はあります。

 

 

 

ざっくり場面を踏まえるとこんな感じかなぁと思います。

朝起きて読み返して文句ばっかりでびっくりしました。

いやでも面白かったんです。楽しかったです。雑だったけど。

 


なんとなく推測はできるしこちらで埋めていくことも全然できるレベルではあるんですけど、でもやっぱり唐突だったり急だったりして、なんか惜しい感じ。

 


あとノアさんをはやくぶっ飛ばさないと。

 


まだ言いたいことはあるんですが、今日の夜仕事終わりにレイトショーに向かうつもりなので3回目をみたらまた変わるかなと、取り急ぎ。

 


あーーー雑すぎる!けどあげちゃいます!

貴族良かったよ!怯えてた内容よりずっと良かった!