こんばんは!
今日はボイメンと同じくらいに出会って好きになり、あんまり現場には行かなくなったけれどひっそり応援していて、個人個人に対しては今でも大好きな、夢アドこと夢みるアドレセンスについてです。
アドレセンスの意味は、思春期。
と、言いましても。
夢みるアドレセンスというグループそのものは今も活動されています。
けれどそれは、夢アドではあるけれど、夢アドではもうなくて。
自分の思う夢みるアドレセンスは、荻野可鈴・志田友美・山田朱莉・小林れい・京佳…の5人がいるグループだと思っています。もちろん色々…ほんとに色々あって人数は増減しまくっていましたが、今挙げたメンバーがいる時代が、夢アドだと思ってしまいます。世代交代もへたくそだったし、いろんなことがへたくそだったなあ、と。
小林れいちゃんが推しでした。かっこよくて、かわいくって、綺麗で…パフォーマンスを支えてくれる姿が大好きでしたね。
元々はピチレモンのモデルをしていたメンバーなどを集めて結成されたグループでした。その後もモデル活動も並行しながらのアイドル活動になっていきます。
めっちゃ可愛いんですよね〜!やっぱり!遺伝子の違いを感じるグループです。
そして、リーダーの荻野可鈴ちゃん(以降かりんちゃん)は仮面ライダーオーズの劇場版のベルや、非公認戦隊アキバレンジャーの萌黄ゆめりあ(CN)/アキバイエローとして、ほぼ同時期に志田友美ちゃん(以降ゆうみん)は仮面ライダー鎧武のヒロイン・高司舞として、同じグループから東映ヒロインが二人も輩出されたことが話題になりました。
かりんちゃんの演じていたゆめりあは、毎話いろんなコスプレをしそのコスプレっぽいキャラクターに毎回変わるレイヤーかつゴリゴリの腐女子という風変わりすぎるヒロインだったので(超可愛いから覚悟してみてほしい)ビジュアルでオタクを唸らせてました。もう10年なんですよね…またアキバレンジャーやってほしいなあ…
人生で初めてチェキを撮ったのは志田友美さんでした。大学1年生の5月くらい。懐かしいなあ、新宿BLAZEでね。可愛くて細くて顔小さくて…遺伝子!ってなったのを覚えています。あと自分の顔がツーショ慣れしてなくて笑います。後々死ぬほど撮るのでね。
インディーズ時代のメジャー流通最初のシングル、『マワルセカイ』という曲だったんですけど、これがねー!めっちゃ良い曲!公式動画が残ってない(ニュースサイトのはなぜか残ってるという)のがとにかく残念ですが、そんでもってMVがいいんですよ〜〜!ほんとに!可愛くて盛り上がる曲で、思春期っぽさがたまらない、生意気だけど可愛いんですよね…
メジャー流通はしてませんでしたが、その前にリリースされた「純情マリオネット」って曲もめっちゃいいんですけど、当時のYouTubeアカウントがもう残っていないため公式リンクを貼れないので…検索してください…
夢アドは2015年3月にメジャーデビューし、それ以降は有名アーティストとのコラボ楽曲を多くリリースしたり、精力的な活動をしていました。メジャーデビュー曲の『Bye Bye My Days』も大好きな曲です。
メジャーデビュー前日の池袋サンシャインの噴水広場とか行ったなあ。
その後の曲も、カップリングとかに至るまでですが、夢アドの曲の面白さは、いろんな切り口から描かれた「思春期」というテーマだったと思います。可愛さにも、かっこよさにも、気だるさにも、切なさにも、いろんな切り口で描けるんですよね。
真心ブラザーズの「サマーヌード」をサンプリングした『サマーヌード・アドレセンス』、OKAMOTO'Sさんによる『舞いジェネ!』、ドレスコーズの志磨遼平さんによる『おしえてシュレディンガー』、KEYTALKによる『ファンタスティックパレード』、MINMIさんによる『Love for You』・『リーダーシップ』、川谷絵音さんによる『大人やらせてよ』、ヤバイTシャツ屋さんによる『アイドルレース』、Mrs. GREEN APPLEの大森元貴さんによる『恋のエフェクトMAGIC』…
本家の人たち集めてフェスしたら会場どこになる?レベルの皆さんですよね。すごいなあ。結構年数経ちましたけど、さらにすごいメンツになってきた気もします。
初期の楽曲、作詞が児玉雨子さんなんですよ、これがまた良い。
インディーズアルバム曲なんですが、『どこにでもいる、至って普通』がすごく好きです。
そんな夢アドも、いろいろ…ほんとに色々あって山田朱莉ちゃんは脱退(ろくでもないので調べないことをお勧め)し、その後小林れいちゃんの体調不良があり、一時期は3人稼働でした。その後2017年夏頃にれいちゃんは復活し、4人組へ。オーディションを行い、2017年末に水無瀬ゆき、山下彩耶、山口はのんの3名増えて7人組に。そのあたりで正直離れてしまいました。
自分離れるきっかけにもなった、四人最後のシングルのカップリング曲がとてもエモくて。
SCANDALのMAMIさんが提供してくださった『Exceeeed!!』です。
私たちには見たい明日がある
何度も夢にみた景色がある
逃げだしたくなる瞬間(とき)が来たって
諦めたりはしないよ!
誰かがあげたハードルは
私たちを加速させるんだ
このまま行こうよ
今を軽やかに超えて行こう
この曲がね、エモいんだよなあ。エモって言葉だけで片付けるのも好きじゃないんですけどこれはエモです。アドレセンス=思春期と同じくらい、夢みるってワードもいろいろと曲にハメれるワードですよね。コンセプトの勝利を感じます。グループ名にガチガチに意味があったりすると絡めるの大変そうだなあとは思うものの(Big Monstar Kiteとか)全く意味のないの(BOYS AND MENとか)も大変そうですよね、良い塩梅な気がします。
その後、7人組になって2019年春に京佳が卒業、同年12月にプロデューサーが運営を離れ、それと合わせて荻野可鈴・志田友美・小林れい・水無瀬ゆきの4名が卒業になり、その後は新メンバーが増えたり減ったり妹分が増えたり減ったりしながらグループとしては存続している状態になります。
メンバーの発言など、何人かはずっと追ってたのでなんとなくはわかりますが、ごたごたしていたようなのであんまり言及しにくいところはありますが、かりんちゃんは夏には「武道館に立ちたい」とMCで話していた年末には卒業することになる、激動のアイドル人生だっただろうなと。
その後のメンバーの個人活動もひっそり見守っていますが、かりんちゃんはフリーになってタレントさんとして活動中、ゆうみんはモデルなど活動しつつ、2022年に結婚。夏にはお子さんも生まれて、今はママとしての日々をSNSで見せてくれてます。かわいいんだ娘さんが!本当に!遺伝子が強い!
推しだった小林れいちゃんは女優として活動しています。舞台が多いですかね。(コロナで延期もあり)2021年にはセーラームーンミュージカルで「火野レイ・セーラーマーズ」を演じるという、れいちゃんがレイちゃんを演じていたのは本当に胸熱でした。
かりんちゃんの個人活動で、夢アド時代からすごく好きだったのが、声優活動でした。
「てさぐれ!部活もの」という、プレスコ(絵に合わせて収録するのではなく、先に音声のみを収録して映像を合わせる収録スタイル)でアドリブ大喜利をするアニメなんですが…そこでの自由奔放、豪放磊落なさまは素晴らしかったです。なんて真面目に書いてますが下ネタも不謹慎な発言もすごく多いので万人には決して薦められないんですが大変面白かったです。アニメっていうか、ふざけ倒しているラジオみたいな感覚で見たほうがいいのかも。これのいいところはあくまでもキャラクターの発言なので本人は言ってない!と言い張ることができる点ですね。中の人を守りつつ下ネタも言える(あんまり守れてないけど)。
西明日香さん、明坂聡美さん、大橋彩香さんという声優陣との相性も最高で、今でも交流が続いているのも見ていて安心します。
キャスト同士の番組なんかも大暴れでとても楽しかったんですよね…
オープニング曲はかなり有名なので聞いたことある方が多いのかも。アニメのオープニングあるあるで一曲作られてるのでオタクに刺さります。
アイドルにメインで触れるのはこれが最後になるんですけど、夢アドはよくもわるくも本人たちの問題や思想・意見ではなく、その裏にいる大人たちがグループを動かしているんだなあと思わされることが多かったです。本人の問題もありましたけど。
メンバーを好きになったところで売り出し方や狙いが肌に合わないと応援できないな、と。それはもうたぶんどうしようもなくて、そうなってしまうと遠くから見ていることしかできないなあって。同じような運営に対する不快感や不満はボイメンを抱えているフォーチュンにもあるんですけどね。ていうかLDHにもあるんですけど。どれだけ魅力的で才能のあるタレントでも、結局彼ら彼女らを働かせている大人たちによっていろんなものが瓦解していくのは、この2023年現在は外野にもわかりやすいことになってますが。
願わくばタレントの方が愛され、守られ、心から応援できるような環境、売り出し方で働けることを祈るばかりです。
ファンは金を出すことしかできないけれど、良くないと思いながらお金を出しても改善にはつながらないでしょうし…なにもできないんですよね…
話は盛大に逸れましたが、今も褪せない名曲がたくさんある夢アド、それは彼女たちだったからこそ魅力的に聞こえる歌がたくさんあるからだと思います。MVもアーティスティックだったり可愛かったり、素晴らしいので、ぜひ見てみてくださいね!
最近スケジュールが崩壊してきてるので早めになんとか取り戻したいところ!
では!
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