柊のはっぱは尖ってる

好きなものの、好きなところを、好きなだけ

#03 れにちゃんに、魂抜かれてました。

こんばんは!

今日はももクロこと、ももいろクローバーZ高城れにちゃんについて書こうかなと。

(ほんとは02=れにで昨日出そうと思ったんですけど日付の語呂合わせに負けました)

 

れにちゃんとの出会いは、自分が高校生くらいのこと。

というか、まずはももクロちゃんのこと。

ちょうど「Z女戦争」がリリースされるとかされないとか、そのくらいの時期にファンになりました。

きっかけは…ちょっと変な入り方をしたんですが、その当時好きだった歌い手さんがハマっていたからでした。「走れ!」のライブ映像を見て、汗だくで歌って踊ってる姿に「いいじゃん…」ってなったのをよく覚えています。

それまで、あまりアイドルに興味がありませんでした。聞くのはアニソンと特ソンと、ファンモンと奈々さん…みたいな偏ったラインナップ。

今あげた人たちもそうですし、これよりも未来に好きになるボイメンやランペちゃんたちにも言えることですが、”全力感!”みたいなものにとても弱いです。奈々さんは言わずもがな(というか奈々さんの日もファンモンの日も作るつもりなのでここで語りませんが!)パワフルに全力投球ですし、汗だくです。

そういう全力な姿が刺さりました。

そこから、シングルでいうと青春賦とか、あのくらいまで追いかけてました。紅白から卒業とか言い出したときにふーん…ってなったのはよく覚えています。

とはいえ真面目にパフォーマンスすると可愛く、かっこいいところも、変なことも全力でやるところも、バラエティでのバカな姿も、好きでしたね…

テレ朝でやっていた「ももクロChan!」という番組がありました。有料配信がメインだけどおまけで地上波でも深夜でやるよ!みたいな番組だったんですけど、その中で【抜き打ちで歌詞に出てくる言葉の意味を答えさせるクイズ企画】がありました。これめっっっっちゃ面白かったんですよ。

シュプレヒコールをやってみてください」

パラダイムの意味は?」

「マジョリティを使って文章を作ってください」

印象に残ってるのを挙げても、大人にも普通にちょっと難しいんですけど、とはいえ自分達が何度も歌って踊っている曲の歌詞に使われている言葉です。前後の流れもありますし、さすがに何もわからずに歌っているわけが……わからず歌ってたんですよね……
もちろんわかっていたメンバーもいたりしたんですけど、赤色・リーダーの百田夏菜子が見せた、いや魅せたシュプレヒコールは何度思い出しても笑えます。

いや歌詞の意味わかってないのはどうなんだっていうのはその当時もちょっと炎上してた気がします。

まあ、定期的に「それってどうなの」みたいなことは起きるグループですよね。怪我や故障も多かったですし。それが重なって気持ちが離れていったところもありました。

きっといわゆるアイドルのなかでは少なくないと思うんですよね、意味を知らないで言葉を発したり、歌ったりしている人。それは時代が平成だから令和だからなどは関係なく、ステージにいる人のうしろにはたくさんの大人たちがいて、たくさんの大人たちの目論見がぐちゃぐちゃに絡まって動かされていて、大人たちの巧みさとか、本人の個性とか、タイミングとか、いろんな要素がうまく爆発すると売れるんだろうなあと、今まで好きになったアイドル的な人たちに思うし、再放送しているあまちゃんを見ていても思ったりします。

特にももクロは元ネタを拾っていたらキリがないくらいコラボレーションやタイアップも多かったし、どこの層を狙っているのかわからないネタの応酬も多かったですよね。プロレスとか、ドリフとか。僕の世代だと全然わかんないネタも多かったです。そういうのを全部知ってやっていけというのは酷だろうなあ、と。

セーラームーンとのコラボが続いたのは嬉しかったなあ。Eternalの主題歌も好きです。内部5戦士と一緒に歌っているので三石さんたちのお声もするのですごく…いろんな味わい方をしてしまいます(#01参照)

 

僕が好きになったれにちゃん。

れにちゃんはグループ最年長の、担当カラーは紫色。ほぼ初めて最初に好きになった紫色でした(強いて挙げるなら獣拳戦隊ゲキレンジャーのゲキバイオレット/深見ゴウが好き…って前にも書きましたね)。その後もずいぶん長いこと続く紫の時代の始まりです。


身も蓋も無いこと言うんですけど、めっちゃめちゃ顔が好きです。

たれ目好きなんですよ、そもそも。笑うと目が線になるひとめっちゃ好きなんですよ。たぶん今月何人も出てきますよ笑うと目が線になる人。

声質もとても好きなんですよね…ももクロの中でも息の成分の多い柔らかい声。リーダーのかなこあーりん、もういないですけどももかの声質ってかなり鋭角な響き方をしていますが、れにちゃんはいちばん柔らかく包んでくれる声。しおりんは支える声って感じですよね。

たくさん好きな曲あるんですけど、ももかとのデュエット・事務所に推され隊の「事務所にもっと推され隊」とかは歌詞も相まってたまらない気持ちになります。わかりやすいところでキスマイさんの中の舞祭組さんとか、グループの中でファンが少ない(とされている)メンバーのオタクはみんな泣いちゃうんじゃないかな…?

ももかの「名前の順番いつも後ろ 五十音順なら最初だろ」とか、「立ち位置いつも はしっこ後ろ ソロのパートもPVで映ってない」とか…

こんなポジションばっかり応援しているとそりゃ人気メンのオタクするのしんどくなりますよね!!

 

れにちゃんの声の魅力を感じれる曲だと、「きみゆき」もいいです。
4人編成のパート割りがちょっと耳慣れないところはありますが、そこは仕方ないことですからね。

 

歌唱力に関しては、最近のれにちゃんがすごいです。あんまりももクロ4人の曲は聞いてないんですけど、れにちゃんの「歌ってみた」がアップされるとわくわくして聞きに行くし、それを裏切られたことはないです。

 

ファンクラブにも入りましたが、単独ライブには行けませんでした。国立に行きたかったんですけど、外れてしまって。でも、数年してからイナズマロックフェスで初めてパフォーマンスを見れました。ボイメンがももクロに会わせてくれたので、あの日はとってもエモかったです。
れにちゃんを好きになって、推し色とか、推しカラーとか、コールとか、そういうものを知りました。奈々さんもペンライトを振りますが、曲のイメージカラーに寄り添うスタイルですからね。推しの色を主張していくスタイルの文化の最初がここでした。
昨年にはご結婚もされて、ますますいろんな活躍を見れて、本当に茶の間でふんわり好きだっただけのオタクが何をいうんだという話ですが寂しさも少しあり、れにちゃんの笑顔を浴びて魂抜かれた、みたいなのが鉄板でありましたが(BIONIC CHERRYのフレーズからよく言われてましたよね)写真だけ、動画だけでもそう思いますし、いまでも可愛さにふらつく感覚になります。

テレビに出ているのをみれると嬉しいし、楽天トラベルのCMなんかも「お、見れた!」みたいなちょっと弾んだ気持ちになる。それって間違いなく、今でも僕にとっての原点のアイドルなんだなあと。
れにちゃんやももクロちゃんが僕の中のいろんな偏見とかをぶっ壊してくれたおかげで、後々のいろんな人たちを好きになっていけたんだなと。ターニングポイントな方です。

 

こんなところで!

最後に一番好きな曲「空のカーテン」でおしまいです。
歌い出しのれにちゃんのパートがいいんですよね…公式動画にライブ映像がなかったので気になった方は探してみてください。
では!

 

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